【看護師】「同じ職場で働き続ける」、「新しい職場に転職する」、あるいは「セミリタイアする」か、
50歳からの生き方を見つめなおす
50代を迎えて
体力の衰えや記憶力が悪くなったと自覚した
人間関係が悪すぎてストレスがたまる
自分より年下の同僚ばかりになり働きづらく感じた
このまま自分はこの職場で定年まで働き続けることができるのだろうか。
と思うようになりました。
私は55歳の時に病院での常勤で働き続けることには限界を感じ
セミリタイアすることを決心
そしてまず、友人との約束や趣味などの自分の楽しみを優先してから
空いた時間に仕事を入れるようにしました。
仕事も自分がやりたいと思った仕事を選び、働きたいときにいれるようにしていきました。
現在の働き方は、週に一度、前職場の病院で働いて、後はコールセンター・
イベントナース・ツアーナースをしています。
同じ職場で働き続けることがないため、人間関係のごたごた等に巻き込まれることもなく、
毎回新鮮な気持ちで仕事に臨むことができます。
50歳を過ぎてから仕事を探すのは大変ですが、看護師は看護師免許があれば仕事がなくて
困るということがないので看護師をしていて良かったと思っています。
ただ、常勤で働いていると仕事が忙しくて常に追われている状況や夜勤などで勤務が不規則でストレスも多いため、平均寿命が短いと聞いています。
周りを見渡してみても、ガンの罹患率が高かったり、メンタルがやられてうつ病を患ったり、ストレスから高血圧や突発性難聴になるなど心身の不調をきたす人を多く見てきました。
50代からは無理の利かない年齢
ギリギリ限界まで働いて体調を壊してしまったら、働くことはおろか残りの人生を
楽しむこともできなくなってしまいます。
10年先、20年先はどうなっているだろうか
体力的にも精力的にも元気なうちに人生の後半からをどう生きるべきか
を見つめなおすことが必要です。
定年まで働いた方がよい場合
職場の人間関係がよく働きやすい
職場の方針・規則・給料など不満がとくにない
定年過ぎてからでも再雇用制度で働ける
多少のストレスがあっても我慢できる範囲である
ストレス耐性が強い性格
業務量も適正で気力・体力的にも問題がない
定年まで働くうえでのコツ
まじめな人ほど頑張りすぎてしまって疲弊してしまいます。
適度に力を抜くことを意識していく。
頑張らないように頑張る。
プライベートは好きなことをしてリフレッシュを図る。
転職した方がよい場合
人間関係のストレスが大きい
仕事で気力体力をすり減らし、余暇が楽しめない。
毎日憂鬱な気分で仕事に向かっている。
血圧が高くなったり、めまいや湿疹など体に不調が現れる。
心身を病む前に働き方を変えることをおすすめします。
ストレスによって、体を壊してしまったら何もかも失うことになり、
また寿命を縮めてしまいます。
健康はお金には代えられないので、夜勤のストレスや人間関係のストレスが大きい場合には
ストレスを取り除くことがなにより大切です。
特に歳をとってからの無理は禁物です。
転職することを決心したらすること
転職をするのであれば、少しでも早く転職活動を開始するほうが良いです。
雇用側としては、なるべく長く働いてもらえる人を採用することを考えるため、
転職希望が他の人もいる場合は、少しでも長い期間働いてもらえるように若い人の方が有利になるからです。
働き方を決める
常勤
パート
派遣社員
セミリタイアして少ない日数のみ働く
など、自分の働き方をまず決めます。
派遣会社に登録する
派遣会社に登録すると、パートや短期派遣や単発派遣などで情報収集していきます。
派遣会社によって求人内容も違うので、いくつか登録することで自分に合う求人を
見つけることができます。
セミリタイアしたら仕事以外にも
新たな人間関係の構築
仕事以外での仲間づくり
地域のコミュニティー活動への参加や趣味仲間をみつける。
老後を迎えたとき寂しくないよう、仕事以外での自分の居場所をつくっておくといいです。
やりたいことに挑戦(趣味や資格取得など)
私の場合
麻雀を始めた
趣味仲間を作りたかったのと、歳をとってからも続けられる趣味に
できるので、自治会の麻雀クラブに入りました。
FP2級の取得
セミリタイアすることで収入が減ることの不安や、老後のためにもお金の知識は必要と思い資格を取りました。
まとめ
人間関係が上手くいっている職場であれば、働き続けることは可能で、できれば同じところで継続して働けるのが一番です。
ただ医療業界は人の入れ替わりが激しく、同じ状況・風土が保たれていることは
難しいです。
看護部長や看護師長などの上層部が変わることで、いままでの体制が変わり
働きづらくなることも大いにあります。
50代は人生の後半期、
時間は無限ではありません。
自分の人生なのだから楽しみながら充実した日々を過ごせるように、
いったん立ち止まって、これからの生き方を見つめなおす機会を持つことをお勧めします。